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先月初めて東京の庭園に足を運び、“週末の新たな過ごし方”として凄く充実した時間を過ごせたので別の庭園を探してお出かけ。
今回は横浜駅から電車で1本「新橋駅」から歩いて都立庭園「浜離宮恩賜庭園」に行ってみました♪
ここは江戸城の出城として機能を果たしていた徳川将軍家の庭園で、歴代の将軍に引き継がれながら現在の姿へと改修され、明治維新ののちは皇室の離宮となり、名称が「浜離宮」になったそうです。
大都会のオアシス
1周するだけでも十分な広さを誇る、歴史・文化・自然を一度に堪能できる庭園。
東京湾の海水を引き入れる潮入りの池や鴨場、将軍たちが賓客と一緒に景色を楽しみながら食事をした4つの茶屋などを楽しめました。
最初に目を惹いたのは背丈の低いたくさんの松の木。
浜離宮は大都会の建造物とも距離が近く、緑豊かな自然と融合した景観を楽しめるのも魅力です。
気の赴くままに歩みを進めるだけで目も心も満たされます。
鷹の御茶屋。
燕の御茶屋。
松の御茶屋。
潮入りの池にかかる総槍造りの橋。
橋を渡ると宝永4年(1707年)に造られた「中島の御茶屋(昭和58年に再建されたもの)」にたどり着き、ここでは抹茶と和菓子セットを味わうことができました。
茶屋はテーブル席と座敷を備え、当時の将軍たちも見たであろう視線の高さで茶屋からの眺めを体験。
茶屋の後は再び園内をお散歩。
寛政3年(1791年)に築造された「新銭座鴨場」。
小さな覗き窓から鴨の様子を伺いながらアヒルで引掘におびき寄せて鷹や網を使って捕る猟が行われていたそうです。
さらに足を進めると安永7年(1778年)に築造された鴨場「庚申堂鴨場」もありました。
富士見山から見た庭園。
豊かな自然だけでなく水辺の遊歩道が多いので一層の心地良さを感じられ、人混みなくゆったりと静かなひとときを過ごしたい人にはおすすめのスポットです。
将軍お上がりの場。
森林浴。
今から300年前、6代将軍家宣が庭園を大改修したときに植えたといわれている「三百年の松」。
正面から見ると横に立派に広がる松の木ですが、見る角度を変えると太い枝が低く張り出す、見事な松の姿を観覧できました。
都内にいながら喧騒を離れ、まるで旅行に来ているような特別感を覚える浜離宮恩賜庭園。
人混みや賑やかな音を避けながら気分転換な1日を満喫したい方に“庭園散策”おすすめです。