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北海道旅行9日目。
阿寒摩周「オンネトー湯の滝」からマイカーで移動し、私の中ではリベンジ観光となる釧路湿原へ!
釧路湿原
釧路湿原は自然保護区に認定されいるため、「釧路市湿原展望台」から観光を満喫してきました。
初めて釧路湿原を訪れた7年前は展望台を行くことを断念するほどの大雨で、湿原を車窓からなんとなく味わう程度だったので今回は悲願の快晴×釧路湿原。
遊歩道は展望台までの約20分のコースとグルっと一周する40分のコースが用意され、直前に「オンネトー湯の滝」でたくさん歩いた私はサクッと湿原を満喫できる短いコースをチョイス。
コースはいずれも綺麗に整備された遊歩道を完備し、澄んだ空気や木々の香りを楽しみながら散策できます。
この日は予想以上に観光客がおらず、自分のペースでのんびりと穏やかに湿原を堪能。
前進するだけでなく時折立ち止まってまわりの景色をじっくりと観察でき、前後から人が全く来ない日だったからこその特別な時間を過ごせて良かったです。
歩みを進めるとどこからか野鳥とは違う、可愛らしい鳴き声がピーッ、ピーッと。
周囲を見渡しても特にその鳴き声の持ち主は見当たらず、その場を立ち去ろうとしたとき、まさかの足元に――。
可愛すぎるたぬきの子どもたち。
野生の動物にこんなにも至近距離で出会えるとは思ってもいなかった上に、人生で初めて“野生の子たぬき”を見たので大興奮でした。
遊歩道の真下から次々と姿を見せる子たぬきに目は釘付け。自由気ままに戯れあって、静かな自然の中に響く甘い鳴き声に癒され続けていました。
願ってもみない子たぬきたちとの出会いに心満たされ、あっという間に展望台に到着。
展望台からは180度の視界に広がる雄大な湿原のパノラマ。
青々とした空と湿原の緑のコントラストが素晴らしく、人がいない状況が一層の美しさに引き立てていました。
展望台エリアには少し高台から見られる場所も設けられ、視点を変えて眺められるのも良かったです。
湿原を満喫したあと、まだ体力に余裕があったのでそのまま1周してみることに。
展望台エリアから先は再び自然の中を縫うように遊歩道が続き、北海道の醍醐味である森林浴を存分に満喫してスタート地点に戻りました。
短いコースをチョイスしたつもりでしたが、平坦で歩きやすく、自然環境の心地良さに惹かれて気が付けばロングコース分を踏破。
展望台といえど自分の足を使って自然を肌で感じられる体験が素晴らしく、充実した観光ができました。
遊歩道散策後は、スタート地点の手前にある施設1階で販売されている「タンチョウソフト」を食べると最高に美味しかったです!
■ 所在地
北海道釧路市北斗6-11