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東京都小金井市まで日帰りの旅。
メディアで見かけるたびに自身の目で見て世界観を体験してみたいと思っていた観光スポット「江戸東京たてもの園」に行って来ました!
江戸東京たてもの園 日帰り旅
自然豊かな広大な公園「都立小金井公園」の中に位置する、江戸東京たてもの園。
公園の有料駐車場に停めることができ、入場料は大人400円(利用時)とリーズナブルな価格設定にも驚く観光スポットです。
東は下町の風情を、西は西洋や茅葺屋根の建物を、センターは歴史的な建物を展示。※見学はいずれも無料
高橋是清の住まいの主屋や庭園の一部を復元。
2階は書斎や寝室として使われていたそうで、1936年の2・26事件の現場(港区赤坂7丁目)。
大正期から昭和初期に建てられた西川家別邸。
茶室・会水庵(かすいあん)。
すぐ近くには大正期時代に旧宇和島藩伊達家が建てた屋敷の表門「伊達家の門」。冠木に宇和島藩伊達家の家紋。
川を渡ると東エリアに。
明治時代のものといわれているレンガ造りの交番。
その近くに展示されていたおしゃれな飾電燈。
他にも周辺には大正時代に建築された火の見やぐら「望楼上部」や「都電7500系」を見てまわって、下町の世界観が広がる空間へ。
昭和前期に化粧品を作って小売を行っていた村上精華堂。
港区白金台に昭和3年建築された乾物店の大和屋本店。
建物内部も当時を再現するような空間が広がり、風情を感じながら見学を楽しめました!
お隣には江戸川区小岩に建てられた和傘問屋。内部は昭和5年頃の和傘問屋の店先の様子を再現。
大正期から現在の港区白金で営業が行われていた出桁作りの小寺醤油店。
建物だけでなく昭和10年代の様子も再現された裏路地など、タイムスリップした気分でひとつひとつの建物をまわれて見応えも抜群でした。
昭和初期の生花店。
明治初期創業の文具店。
江戸時代末期〜明治時代初期の創業当時に近い旅館。
1856年(安政3)に建てられたといわれている鍵屋(居酒屋)。建物と店内は1970年の姿に復元。
当日特に多くの人が集まっていた銭湯。
東から西エリアに移動すると雰囲気はガラッと変わって洋風の建物がまず最初にお出迎え。大正14年に建てられた当時はまだ珍しい全室洋間の田園調布の家。
昭和17年、日本の近代建築の発展に貢献した建築家前川國男の自宅。東京都指定の有形文化財。
大正14年に建てられたオランダで流行したデザインと日本の伝統的な造形を折衷して設計された邸宅。東京都指定の有形文化財。
明治43年頃に建てられた洋館・復元建造物「デ・ラランデ邸」。
邸内では見学だけでなく“喫茶”も営業し、広い園内をじっくりと見学したあとに足を休められて凄く助かりました。
洋館の建物ならではの雰囲気の中、窓から軒を連ねる建物を眺めケーキと紅茶でまったりと休憩。※券売機での先会計・注文
園内は東エリアにもう一軒と飲食店が非常に少なく、一方で観光客は多めのスポットなので利用の際は並ぶことを想定しておくと安心です。
敷地面積7ヘクタールと園内は思っていた以上に広く、見応え・読み応えが多かったので最後は胸いっぱいに。
非常に多くの歴史的建造物を、街並みとともに体感できる貴重かつ贅沢な観光スポット。非日常の時間も味わえ、内容の濃いお出かけを楽しめました。
江戸東京たてもの園 概要
■ 所在地
東京都小金井市桜町3-7−1
■ 営業時間
9:30〜16:30(定休日:火曜)