--✄記事タイトルとURLをコピーする-✄—
北海道旅行1日目。
茨城県・大洗から北海道・苫小牧に向かうフェリー「さんふらわあ ふらの」に乗船して、北海道をマイカーで巡りながら楽しんで来ました!※車なしでも乗船可能
船旅の時間は乗船開始から下船開始までの約20時間。
飛行機と比べると相当な時間を有しますが、そこにこそ船旅ならではの魅力が凝縮し、最高のエンターテイメントを堪能できました。
フェリー乗船前〜乗船まで
まずは乗船手続き。
手続き後は乗船開始時間までラウンジやベンチで自由に過ごせ、乗船開始までに運転手は車に、同乗者は別の入口から乗船。
安全面の観点から運転手と同乗者は船内で合流する流れです。
出航前、船内にて幸先の良い綺麗な景色がお出迎え。
車は一台ずつ順番にフェリー内に案内されるので、同乗者は部屋の鍵(カード)を手元に持って乗船すると合流までの時間を暇なく過ごせて良かったです!
乗船したら下船のアナウンスがあるまで自由時間。
自身の客室はもちろんのこと、甲板やデッキ、大浴場、ゲームコーナー、売店、レストランなどの共用部にて思い思いの船旅をコーディネートできます。
船内でのひととき
乗船直後「まずは船内探検!」と思っていましたが、出航時間とレストラン閉店時間を考慮して先に晩ご飯を済ませておくのがベストと判断。
船内のレストランではバイキングスタイル(どれも美味しい!)で食事を楽しむことができ、運が良ければ窓側の席もゲットできます。
※スイートルーム宿泊者は入店時に行列に並ぶことなく専用の窓側席にて食事可能
同じ時間帯にお客さんが殺到するので時間に余裕をもってレストランを訪れるのが吉です。
19時30分、出航!
陸から少しずつ離れる様子を眺めるのはなかなか感慨深いものがありました。
これから14日間の旅が始まると思うと胸が熱くなり、思い出の写真や動画をたくさん撮影。
バルコニー付きのお部屋にすることで自分の好きなタイミングで夜空や波音、海風を思う存分に味わうことでき、時間を贅沢に使って船旅を謳歌しました。
お部屋での時間と翌日の船旅体験
宿泊したお部屋は船内に1室のみのスイートルーム。
初めての船旅、今後なかなか20時間以上もの時間をかけて北海道に行ける機会はないと思ったので贅沢に。
予約受付日に何度もページを更新しながら激戦を制して確保したお部屋です。
ちなみに帰りのフェリーはツーリストを除く全客室が満席で改めて船旅の人気が伺えました。
スイートルームはベッドルームとリビングをゆったりと配置できる広さ(37.91m2+バルコニー15.81m2)があり、大人2人でも余裕のバルコニーも完備。
バスルームも大人が足を伸ばせるほどのサイズで、共用の大浴場よりも落ち着いて過ごしやすかったので客室のバスばかりを使っていました。
アメニティも豊富。
THANNとFIEL NATURALEZAのシャンプー・トリートメント・シャワージェルがそれぞれ1人1セットずつ用意され、その他にも室内で飲めるドリップコーヒーやミネラルウォーターなど無料のものがたくさん。
お部屋としては申し分ないほど居心地良く、船旅のひとときをスペシャルなものにしてくれました。
- スイートルーム宿泊の魅力
-
スイートルームは部屋の快適さに加えて、毎食のレストランの事前席確保、車の乗船時は最優先・エレベーターに最も近い位置に案内していただけるなど、至れり尽くせりの対応を受けられました。
ストレスフリーで時間を有効に活用しながら船内を過ごせたので特別な日を送りたい方にはスイートルームが本当におすすめです!
あさ6時頃、目を覚ましたときにバルコニーから見た岩手県田野畑村あたり。
<Wi-Fi・ネット事情>
陸側に位置する客室(スイートルーム含む)は、海上でもSNSに画像をアップする程度であれば意外にもキャリアの回線でアップできました。※時折不安定なときあり
船内にフリーWi-Fiはなく、陸側以外の船内では正直電波厳しかったです。
朝食バイキングもレストランにて窓側の確約席にて。
朝食時はあいにくの曇り空でしたが、時間の経過とともに徐々に雲が少なくなり、最終的には奇跡の青空!
船上から見る海の景色。
まるで日本ではないような美しい風景をたくさん見られて本当に幸せでした。
お部屋のバルコニーから見渡した青空と海は一生忘れることはないはず。
船上では何度もイルカに出会えたのもいい思い出。
看板やデッキ、バルコニーからの景色も刻一刻と変化し延々と見ていられたので“20時間という想像にも及ばない船旅”も楽しすぎて本当にあっという間でした!
お昼はバイキングではなくパスタとフライの特別メニューをいつもの席で優雅に満喫。
ふと視線を前に向ければゆったりと変化する海の景色が目の前を流れ、食事中もまた船旅ならではの贅沢なひとときを過ごせます。
苫小牧に到着!
長いようで短かった船旅もいよいよ終盤。
目に映る陸の景色も少しずつ大きくなり、13時30分頃に苫小牧港に到着しました。
船旅は“1日だけで何日も旅行したような濃密で充実した時間”を送ることができ、これから始まる北海道旅行への期待感を何倍にも高めてくれました。
旅行1日目でこんなにも心が満たされる体験が他にあるかと思うほど、清々しい気持ちで旅のはじまりを迎えられました。
〜下船後3日間〜
波の揺れはそれほど気にならなかったもののエンジン音や振動でうまく寝付けなかったり(部屋の位置にもよりそう)、船内移動中にゆらゆら歩いてしまったり…そんなこともあって下船して3日間程度は人生初の“陸酔い”を経験。酔いやすい方は対策を忘れずに。