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静岡県の浜松から移動して同県島田市に位置するお茶の博物館「ふじのくに茶の都ミュージアム」を観光してきました!
静岡といえばお茶を、実物に触れたり香ったりと体験を通じながら深く知れ、見応え抜群のスポットです。
ふじのくに茶の都ミュージアムについて
施設内の展示のほか、茶室や庭園、展望テラスや大型のショップなど複合的に楽しめるミュージアム。
実際に見学すると入館料大人300円(※訪問当時)という破格な設定にも驚かされる規模感でした。
ミュージアムではお茶の起源をはじめ、世界でのお茶の広がり方、日本や静岡のお茶について紹介。
文章資料の展示はもちろんのこと、日本と世界の茶葉に触れて香りも比較できるコーナーがあるなど五感を刺激しながらお茶を学べて面白かったです。
館内で圧倒的存在感だったのは中国上海の観光地・豫園(よえん)にある茶館「湖心亭(こしんてい)」を復元したコーナー。
本当に茶館に来ているような気持ちになれる臨場感も素晴らしく、旅の思いでを素敵に残せました♪
その他にもトルコのティールームやチベット族の現代住宅など世界のお茶の世界を親しみを持って知れるコーナーが多数。
フロアを移動すると日本や静岡のお茶を知れる、映像や実物、資料がこれ以上ないほど揃っていました。
中でも私が惹かれたのは手揉みの技と製茶道具というコーナー。
昭和中期の製茶機械が置かれた製茶小屋(再現)を見学できるだけでなく、茶葉からお茶になるまでの工程をわかりやすい映像を通じて知れたのは良かったです。
普段何気なく手にしている茶葉の見方が今後変わるような印象深い体験ができました。
館内の終盤には異なる品種の茶葉を学べるコーナーやお茶のブレンドの話、モニターを活用した自分に合ったお茶を知れる体験コンテンツなど語り尽くせないほどの見応え。
庭園と茶室と茶道体験
ミュージアムのすぐ横には寛永11年(1634)、小堀遠州が手掛けた後水之尾院の仙洞御所の東庭を復元した庭園。
庭園には江戸時代の大名茶人・小堀遠州が手掛けた茶室「縦目楼(しょうもくろう)」も復元されていました。
旅の記念に茶道も体験。
と言っても先生が点ててくださったお茶を和菓子と一緒に味わうというものですが(笑)
本格的な茶室の雰囲気の中で、先生のお手前を間近で見られた贅沢体験は旅を終えた今でもいい思い出です。
お買いもの
お茶の世界をたっぷりと学んだあとにはミュージアムショップでお買い物も楽しめました!
県内産から海外産まで幅広い種類のお茶商品が展開されていたので、悩む時間を含めて時間に余裕を持って訪れると吉です。
たくさん悩んだ結果、当日は7種類の抹茶(+ほうじ茶1種)の味わいを比較的できるチョコレートと、品種の異なる茶葉がひとつになったティーパックを購入。
現地での見学・体験時間に加えて、帰ったあともお茶を満喫できるミュージアムの規模も満足感を高めてくれました。
お茶好きなら絶対に行って後悔のない見どころ満載の観光スポット。静岡に旅行する際はぜひ参考に。
ふじのくに茶の都ミュージアム 概要
■ 所在地
静岡県島田市金谷富士見町3053−2
■ 営業時間
9:00~17:00(火曜定休)
■ 公式サイト
https://tea-museum.jp